PEGAZINE-ブログ-
キャッチボールで分かる5つの力
#007
〜ボールを見れば、その選手が見えてくる〜
「キャッチボールくらい、できて当たり前。」
そう思われることがあります。
しかし、キャッチボールほど、その選手のことが分かる練習はないと思っています。
たった一球の中に、その選手の考え方や習慣、そしてチームへの姿勢まで表れるからです。
では、キャッチボールで何が分かるのでしょうか。
① 思いやる力
相手が捕りやすいボールを投げようとしているか。相手の胸に、優しい回転で届いているか。
それとも、自分の投げたいように投げているだけなのか。
キャッチボールは、自分のための練習ではありません。
相手がいて初めて成立する練習です。
だからこそ、「相手が捕りやすい一球」を投げられる選手は、試合でも仲間を助けられる選手になります。
② 観察する力
相手の表情。
捕り方。
送球の回転。
足の運び。
今日は調子が良さそうか。
どこか違和感はないか。
キャッチボールは、投げる練習である前に、「見る練習」でもあります。
相手をよく観察できる選手ほど、試合でも状況判断に優れています。
③ 修正する力
1球目が思った場所へ行かなかった。
では2球目はどうするか。
さらにズレたら3球目はどう修正するか。大切なのは、失敗しないことではありません。
1球ごとに考え、修正し続けることです。
この積み重ねが、試合での対応力につながります。
④ 準備する力
足は動いているか。
グラブは早く準備できているか。
捕ってから投げるまでがスムーズか。
試合では、準備の速さがプレーの速さになります。キャッチボールは、その準備を磨く最高の時間です。
「ただ投げる」のではなく、「試合を想定して投げる」
その意識が、プレーを変えていきます。
⑤ つながる力
キャッチボールは一人ではできません。
だからこそ、声を掛け合い、目的を共有し、タイミングを合わせる。
「今日はここを意識しよう。」
「ナイスボール!」
そんな何気ない会話が、チームの信頼関係を育てます。
キャッチボールは、技術だけでなく、人と人をつなぐ練習でもあるのです。

「キャッチボールを見れば、そのチームの強さが分かる。」
なぜなら、そこには技術だけではなく、そのチームの文化が表れるからです。
思いやりがあるのか。
考えているのか。
準備しているのか。
仲間とつながれているのか。
すべては、キャッチボールの中にあります。
だからペガサスは、キャッチボールを大切にします。
一球一球に意味を持たせること。
一人ひとりが目的を持って取り組むこと。
その積み重ねが、守備を育て、チームを育て、やがて勝てるチームをつくっていくと信じています。



