PEGAZINE-ブログ-
良い失敗をしよう
#003
ペガサスには、選手たちによく伝える言葉があります。
「3球で上手くなれ。」
1球目は、ダイナミックに失敗する。 まずは思い切ってやってみる。遠慮はいらない。
2球目は、今度は極端に真逆を試してみる。 そして、また違う失敗をする。
3球目。 その2つの失敗の間にある、ちょうどいい感覚をドンピシャで掴みにいく。
上達とは、この繰り返しです。
だから私は、「失敗するな」とは言いません。
むしろ、良い失敗をたくさんしようと言います。
良い失敗とは、前の失敗と違う失敗をすること。
試して、感じて、修正する。 また試して、感じて、修正する。
この繰り返しが、人を上手くしていきます。
一方で、こんなことも伝えています。
「2度同じ失敗をするな。」
なぜなら、同じ失敗を繰り返すのは、1回目の失敗に対して何も考えていないということだからです。
あるいは、「なんでできないんだろう…」と悩むだけで終わっている状態。
大切なのは、
「次はこうしてみよう。」
と、すぐに次の一手へ意識を向けることです。

また、
打席には、ストライク3球のチャンスがあります。
1球目を打ち損じてもいい。 2球目をファウルにしてもいい。でも、3球目に仕留めればヒットになる。
だからこそ、一球一球を引きずらない。
「さっきはダメだった…」ではなく、
「次はこうしよう。」 「今度はこう打とう。」
と、思考を前へ前へ進めていく。
私はこれを、『次次(つぎつぎ)思考』だと思っています。

いわゆる、How思考 です。
「なぜできない?」ではなく、
「どうすればできる?」
失敗の原因を探して立ち止まるのではなく、成功への方法を探して前へ進む。
それって、とても前向きではないでしょうか。
そもそも、本当に成長する選手は、失敗を失敗だと思っていません。
失敗は、自分が成功するための材料。
上手くなるために必要なデータ。
だから挑戦できます。 だから何度でも立ち上がれます。
逆に、「失敗は悪いもの」という思い込みは、挑戦を止め、成長を止めてしまいます。

まず、自分はどうなりたいのか。
どんな選手になりたいのか。
志はあるか。 夢はあるか。 目標はあるか。
そして、自分の可能性を信じているか。
夢を持ち、目標を掲げ、自分の可能性を信じて、キラキラとガムシャラにもがく。
そんな姿に、未来は見えてくる。
ペガサスは、失敗を恐れません。
私たちが恐れるのは、失敗ではなく、挑戦しなくなること。
良い失敗をしよう。 違う失敗をしよう。 そして、一球ごとに前へ進もう。
成長思考の空気で、チームをいっぱいにしよう。


