PEGAZINE-ブログ-
逆転できる力
#009
逆転できる力とは、どのような力か。
技術?
体力?
もちろん、それも大切です。
しかし、一番大きな差は「まだ終わっていない」と思える力だと考えています。
試合では、不思議なことがよく起こります。
3点差が一瞬で追いつかれることもあれば、最終回に5点差をひっくり返すこともあります。
スポーツに「絶対」はありません。
だからこそ、最後まで勝負を諦めないチームには、逆転するチャンスが残されています。
一方で、点差ではなく、心が先に負けてしまうことがあります。
「もう無理だ。」
「今日は流れが悪い。」
「相手の方が強い。」
そんな言葉が心の中に浮かんだ瞬間、プレーは小さくなります。
声が出なくなり、足が止まり、判断が遅れます。
逆転できないのは、点差ではありません。
自分自身が勝負を終わらせてしまうことなのです。
では、逆転できる選手は何をしているのでしょうか。
「次の一球」に集中しています。
一点返す。
一人出る。
一つアウトを取る。
目の前の小さな成功を積み重ねています。
試合は、一気にはひっくり返りません。
一球、一歩、一声。
その積み重ねが、気づけば流れを変えています。

そして、もう一つ大切なのは、追いかける側には勢いが生まれるということです。
リードしているチームは「守ろう」と考え始めます。
しかし追いかける側は、「攻めるしかない」と腹をくくれます。
実は、逆転の始まりは技術ではなく、心の姿勢なのです。
スポーツ心理学でも、リードした側が守りの意識に入り、追う側が積極性を取り戻すことで試合の流れが変わることがあるとされています。
ペガサスで大切にしているのは、
「最後まで勝負を楽しめるチーム」であること。
負けているから下を向くのではありません。
負けている時こそ、笑顔で声を出し、仲間を信じ、自分を信じる。
その姿勢が、チームにエネルギーを生みます。
逆転とは、スコアをひっくり返すことだけではありません。
弱気な自分をひっくり返すこと。
諦めそうな心をひっくり返すこと。
その逆転ができる選手は、必ず試合も人生も強くなります。
逆転できる力とは、最後まで「可能性」を信じ続ける力なのです。
本気が、質をつくる
#006
質を求める前に、本気を求めよう。
「質の高い練習をしよう。」
もちろん、その通り。
しかし私は、少し違う順番で考えています。
本気があるから、質が生まれる。
そう思っています。
最初から質の高いプレーができる選手はいません。
フォームも崩れる。
タイミングも合わない。
判断も間違える。
だからこそ、挑戦が必要です。
そして、その挑戦を支えるのが本気です。
本気で走れば、苦しさが分かる。
本気で投げれば、力みが分かる。
本気で振れば、タイミングのズレが分かる。
本気だからこそ、本当の課題が見えてきます。
中途半端では、課題すら見つかりません。
質とは、失敗しないことではありません。
質とは、改善を繰り返した先にあるものです。
本気で挑戦し、
本気で失敗し、
本気で考え、
本気で修正する。
その積み重ねが、質をつくります。
ペガサスでは、失敗を責めません。
挑戦しなかったことを、もったいないと思います。
「良い失敗をしよう。」
それは、質を下げようという意味ではありません。
質を高めるために、本気で挑戦しようという意味です。

練習は、上手さを見せる場所ではありません。
成長する場所です。
だから失敗してもいい。
思い切り挑戦していい。
その本気が、未来の質をつくっていきます。
質だけを追い求めると、挑戦できない選手になります。
本気を追い求めると、挑戦できる選手になります。
そして挑戦を続けた選手が、最後には一番高い質を手にします。
だから私は、選手たちに伝え続けます。
「質を求める前に、本気になろう。」
負けることは、悪いことなのか?
#002

「負けたくない。」
勝負をする以上、その気持ちは大切だ。
いや、むしろ大切にしなければならない。
ペガサスも勝ちたい。
県大会で勝ちたいし、全国にも行きたい。
だから、負けて悔しいのは当たり前。
でも、ひとつだけ勘違いしてはいけない。
負けることと、成長しないことは違う。
勝つことだけを目指していたら、目先の結果に一喜一憂するチームになる。
逆に、「育てばいい」と勝負から逃げたら、本当の強さは身につかない。
大事なのは、
勝ちを目指しながら、負けから逃げないこと。
実際、本当に強い選手やチームほど、大きな敗戦を経験している。
悔しくて泣いた日。
何もできずに終わった試合。
自分の力のなさを思い知らされた瞬間。
そんな経験があるから、人は変われる。
勝った時、人は嬉しくなる。
でも、負けた時、人は考える。
「何が足りなかったのか。」
「もっとできたことはなかったか。」
「本気でやれていたのか。」
そうやって自分と向き合った人だけが、次のステージに進める。
だから、負けること自体は悪いことじゃない。
悪いのは、
負けたことを誰かのせいにすること。
負けた悔しさを忘れてしまうこと。
負けから学ぼうとしないこと。
そして、
「どうせ無理」と挑戦することをやめてしまうこと。
本当に強くなりたいなら、ボロ負けを経験することも必要だ。
自分たちの現在地を知ること。
足りないものを知ること。
悔しさを知ること。
それが、成長の始まりだから。
だから、負けることを恐れなくていい。
恐れるべきは、
挑戦しないこと。
本気にならないこと。
負けても立ち上がらなくなること。
成長期は一度しかない。
勝つことにこだわろう。
でも、負けることから逃げるのはやめよう。
負けは終わりじゃない。
負けは、
次に勝つためのスタートラインだ。
そしていつか、
「あの負けがあったから今の自分がある。」
そう胸を張って言える日がきっと来る。
Go into action.
いざ出陣
自信は、才能ではなく約束から生まれる
#001
自信には、作り方があります。
才能でもありません。
センスでもありません。
試合で勝ったから手に入るものでも、誰かにもらうものでもありません。
自信とは、毎日、自分との約束を守ってきた人の心に、少しずつ積み上がっていくものだと思っています。
「今日は素振りをやる」
「ノートを書く」
「身体のケアをする」
「動画を見返す」
どれも特別なことではありません。
でも、その小さな約束を守るたびに、自分の心の中には一本ずつ柱が立っていきます。
「今日もやれた。」
その積み重ねが、自分自身への信頼となり、自信へと変わっていくのです。
もちろん、人には気分があります。
疲れている日もある。
やる気が出ない日もある。
「今日はいいかな。」
そんな日があっても不思議ではありません。
でも、成長する選手は、気分で行動を決めません。
やると決めたことを、やる。
その繰り返しが、未来の自分をつくっていきます。
自信とは、「できる気がする」という気分ではありません。
自分との約束を守ってきた数なのです。
「私はここまでやってきた。」
そう思える毎日の積み重ねです。
積み重ねた努力は、誰にも奪われません。
だから、自信は本番で突然生まれるものではなく、本番までの毎日の中で育っていくものなのです。
ペガサスには、大きな可能性があります。
素材のある選手がいる。
支え合える仲間がいる。
本気で挑戦できる環境がある。
だからこそ、その可能性を「可能性のまま」で終わらせてほしくありません。
可能性は、持っているだけでは花開きません。
今日やるべきことを、今日やる。
その積み重ねだけが、可能性を現実に変えていきます。
ペガサスにいる意味は、「できるかどうか」を考えることではありません。
「やるかどうか」を、自分に問い続けること。
その挑戦を続けた先に、本当の成長があります。
成長期は、一度しかありません。
今を本気で積み重ねた人だけが、未来の自分に胸を張ることができます。
Go into action.
行動しよう。
未来を変えるのは、才能ではありません。
気分でもありません。
今日、自分との約束を守れるか。
自信は、その小さな積み重ねの先に生まれます。
すべては、今日の一歩から始まるのです。









