PEGAZINE-ブログ-
自主練が強い選手をつくる
#012

誰かに言われてから動くのではなく、自分で考え、自分で時間をつくり、自分のために努力できる選手。
ペガサスが「自主練」を大切にしている理由は、そこにあります。
自主練とは、技術を磨くだけの時間ではありません。
自分と向き合う時間です。
今の自分には何が足りないのか。
何をできるようになりたいのか。
そのために、今日何をするのか。
自分自身に問いかけ、自分自身で答えを出していく。
それが自主練です。
そして、自主練は「自分との約束を守る挑戦」でもあります。
「今日は疲れた」
「時間がない」
「明日やればいい」
やらない理由は、いくらでもつくれます。
だからこそ、そこでどうするかが大切です。
時間がないなら、時間をつくる。
10分しかないなら、10分やる。
できることから始めて、今日も自分との約束を守る。
その小さな積み重ねが、選手を変えていきます。
努力は、一日では大きな差になりません。
でも、一日10分でも、それを毎日続ければ、半年後、一年後には大きな力になります。
そして、その積み重ねが本物の自信になります。
試合で不安になったとき、自分を支えてくれるのは、「大丈夫」という言葉だけではありません。
「自分はこれだけやってきた」
そう思える経験です。
誰かに与えてもらった自信ではなく、自分自身で積み上げた自信。
それは、簡単には揺らぎません。

そして、ペガサスでは自主練を「自分だけの努力」にしてほしいとも思っていません。
仲間が頑張っている。
だから自分も頑張る。
自分が頑張る。
だから仲間も頑張る。
そんな切磋琢磨が、チームを強くします。
チームスポーツにおいて、技術の差以上に痛いのが、努力の温度差です。
一人が本気でも、隣の仲間が本気でなければ、チームとして同じ方向には進めません。
だからこそ、一人ひとりが自分の責任として努力する。
誰かに言われたからではなく、自分が強くなりたいからやる。
その姿勢が、仲間にも伝わっていきます。
自主練は、特別なことをする必要はありません。
毎日少しずつでいい。
大切なのは、やると決めた自分との約束を、今日も守ることです。
言い訳に負けない。
時間をつくる。
コツコツ続ける。
その一日一日の積み重ねが、やがて大きな差になります。

強い選手とは、才能だけで勝負する選手ではありません。
自分と向き合い、自分との約束を守り続けられる選手です。
そして、そんな選手が集まったチームは、強い。
自主練が、強い選手をつくる。
強い選手が、強いチームをつくる。
ペガサスは、そんなチームを目指します。
ホワイトエンジンでいこう
#010
スポーツには、二つのエンジンがあります。
一つはブラックエンジン。
もう一つはホワイトエンジンです。
ブラックエンジンとは、不安や恐れ、悔しさ、怒り、焦り、意地など、マイナスの感情を力に変えるエンジンです。
「負けたくない。」
「失敗したくない。」
「見返したい。」
「何くそ!」
そんな感情が、人を踏ん張らせることがあります。泥臭く、しぶとく戦う強さも、このエンジンが生み出す力です。だから、ブラックエンジンは決して悪いものではありません。勝負の世界には必要な力です。
しかし、小・中学生カテゴリーにおいて、まず育ってほしいのはホワイトエンジンです。
ホワイトエンジンとは、夢や希望、憧れ、仲間への感謝、そして「もっと上手くなりたい」という純粋な想いを力に変えるエンジンです。
私自身、ソフトボールを始めた頃は、このホワイトエンジンで走っていました。ただ楽しく、もっと上手くなりたい。その想いが、夢中で練習する原動力でした。
ところが、上のステージへ進むにつれ、勝敗への重圧やプレッシャーに何度も直面しました。不安に押しつぶされそうになることもありました。
そんなとき、いつも心の中で自分に言い聞かせていました。
「ホワイトエンジンの自分を信じよう。」
ソフトボールが好きだった原点を思い出すたび、不思議と心は軽くなり、もう一度前を向くことができたのです。

だから私は、ホワイトエンジンこそ最強だと思っています。
それは、明るい性格だからではありません。
苦しい状況でも、自分の原点に戻り、夢を忘れず挑戦し続けられる強さだからです。
もちろん、勝負どころではブラックエンジンも必要になります。
悔しさも、意地も、「負けたくない」という気持ちも、大きな力になります。
しかし、その力を正しく使えるのは、ホワイトエンジンという土台がある人です。
ホワイトエンジンは、生まれ持った才能ではありません。
苦しいときほど顔を上げること。
仲間を励ますこと。
できない理由ではなく、できる方法を考えること。
壁を、未来へ進むための扉だと信じること。
そんな日々の選択が、少しずつ心を育てます。
そして、一人の明るさは、やがて仲間へ伝わります。
その積み重ねが、チームの空気を変え、文化をつくっていくのです。
PEGASUSは、ホワイトエンジンで走るチームでありたいと思っています。
夢を忘れず、自分を信じ、仲間を信じる。
その明るさは、自分を照らすだけではありません。
仲間を照らし、チームを照らし、未来を切り拓く光になるのです。
今日のペアは、今日のご縁
#008
〜目的を共有した瞬間、キャッチボールはチーム練習になる〜
「キャッチボールを見れば、その選手やチームのことが分かる」
キャッチボールには、技術だけではなく、思いやりや準備、観察力、そして仲間とのつながりまで表れます。
だからペガサスでは、キャッチボールを始める前に必ず伝えている言葉があります。
「今日のペアは、今日のご縁。」
誰とペアになるかには、必ず意味があります。
意図的に組み合わせる日もあります。
偶然そのペアになる日もあります。
でも、どちらであっても、その時間には必ず価値があります。
キャッチボールを始める前に、お互いで目的を確認します。
「今日は何を意識する?」
「今日は何を合わせる?」
その一言が、キャッチボールの質を大きく変えます。
例えば、ピッチャーとキャッチャーなら、球筋やボールの回転を確認しながら、今日の調子を感じ取る時間。
二遊間なら、送球のタイミングや足の運びを合わせる時間。
内野手と外野手なら、コールや中継プレーを意識する時間。
もちろん、チーム全体で同じメニューに取り組む時間もあります。しかし、その合間には、そのペアだからこそ確認できることがあります。
目的が共有されているからこそ、一球一球に意味が生まれるのです。
キャッチボールは一人の練習ではないと思っています。
相手がいて、初めて成立する練習です。
だから、ボールを投げ始めた瞬間から、もうチーム練習なのです。
相手のことを考え、目的を共有し、声を掛け合い、タイミングを合わせる。
その積み重ねが、試合での連携になります。
その積み重ねが、仲間への信頼になります。
そして、
その積み重ねが、チームの文化になっていきます。
キャッチボールは、ボールを投げ合う時間ではありません。
互いの考えを伝え合い、理解し合う時間です。
今日のペアは、今日しかありません。
だからこそ、そのご縁を大切にする。
ペガサスは、一回一回のキャッチボールを、チームを育てる時間にしたいと考えています。








