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2026-08-06 00:00:00

「知っている」と「できる」は違う

#011

 

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「分かりました。」

 

グラウンドでは、よく聞く言葉です。

でも私は、その返事だけでは安心しません。

本当に大切なのは、その次のプレーだからです。

 

話を聞けば、知ることはできます。

動画を見れば、理解することもできます。

本を読めば、「なるほど」と思うこともあるでしょう。

 

しかし、それだけでプレーが変わることはありません。

 

スポーツは知識を競う競技ではありません。

 

再現性を競う競技です。

 

つまり、「知っている人」が勝つのではなく、

「できる人」が勝つ世界なのです。

 

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試合では長く考える時間はありません。

一瞬の判断、一瞬の動きが勝敗を分けます。

だからこそ、頭で理解したことを、体が無意識にできるレベルまで高めなければなりません。

 

では、「知っている」を「できる」に変えるには何が必要でしょうか。

 

答えは、とてもシンプルです。

 

反復です。

 

できるまで繰り返す。

失敗しても繰り返す。

昨日より一歩前に進むために繰り返す。

 

ただ数をこなすのではありません。

 

「何をできるようにするのか」を考えながら、一球一球、一歩一歩を積み重ねることです。

 

その反復が、知識を技術へ変えます。

 

技術は、やがて自信になります。

そして、その自信がプレッシャーのかかる試合で、「いつも通り」を生み出します。

 

だから私は、失敗する選手を責めません。

挑戦している証だからです。

できないことは恥ではありません。

 

本当に成長を止めるのは、「知っているから大丈夫」と思い込み、挑戦しなくなることです。

 

できないから練習する。

できなかったことが、ある日突然できるようになる。

その瞬間があるから、スポーツは面白い。

 

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その喜びを知っている選手は、努力を苦しいものとは思いません。

 

成長とは、知識が増えることではありません。

 

できることが増えることです。

 

今日の一本のスイング。

今日の一球のキャッチボール。

今日の一歩の走塁。

 

そのすべては、「知っている」を「できる」に変えるためにあります。

 

「知る」で終わる選手にならない。

 

「できる」まで挑戦し続ける選手であれ。

 

その積み重ねだけが、本物の実力となります。