PEGAZINE-ブログ-
ギブ&テイク
#017
人は、誰かから刺激を受けながら成長していきます。
すごいプレーを見れば、「自分もあんな選手になりたい」と思う。
誰かの努力を見れば、「自分も頑張ろう」と思う。
誰かの考え方に触れれば、「そんな考え方もあるのか」と、自分の世界が広がる。
人と関わることには、たくさんの学びがあります。
でも、そこで一つ考えてほしいことがあります。
「自分は、誰かに何を与えているだろうか。」
人から刺激をもらう。
人から教えてもらう。
人から勇気をもらう。
それは、とても大切なことです。
しかし、いつも「もらう側」でいるだけでは、本当の意味での成長にはつながりません。

自分も誰かに刺激を与える。
自分の姿を見た誰かが、「自分も頑張ろう」と思える。
そんな存在になることも、大切な成長の一つです。
そして、それは必ずしも高い技術を持っている人にしかできないことではありません。
全力でプレーする。
一球に食らいつく。
最後まで諦めない。
失敗しても挑戦する。
大きな声を出す。
誰よりも素直に取り組む。
夢に向かって、一歩ずつ努力する。
そういう姿は、技術とは別のところで、誰かの心を動かします。

自分では「まだまだだ」と思っている選手の姿が、実は誰かにとって大きな刺激になっていることがあります。
だから、自分の現在地を理由にしてはいけません。
「まだ上手くないから、何も与えられない」
そんなことはありません。
今の自分だからこそ与えられるものがあります。
大切なのは、誰かから何かをもらおうとする前に、
「自分は何を与えられるだろう」
と考えることです。
選手たちには「テイカー」ではなく、「ギバー」であってほしいと思っています。
もちろん、学ぶことは大切です。
人から受け取ることも必要です。
でも、受け取ったものを自分の中だけに留めるのではなく、今度は自分が誰かに返していく。
そして、自分が与えたものが、また誰かの力になっていく。
その循環が、人を成長させ、チームを強くしていきます。
「自分は何をもらえるだろう」
ではなく、
「自分は、何を与えられるだろう」
この視点を持てる人は、どこに行っても誰かの力になれます。
そして、そんな人が集まった場所には、自然と良い空気が生まれます。

刺激を受ける人から、刺激を与える人へ。
学ぶ人から、誰かの学びになる人へ。
もらうだけではなく、与える。
一方通行ではなく、互いに高め合う。
それが、本当の意味での「ギブ&テイク」なのだと思います。


