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言葉は肯定文で意識しよう
#22
スポーツでは、仲間への「声かけ」がとても大切です。
でも、声をかけるときに、ひとつ意識したいことがあります。
「できていないこと」ではなく、「これからすること」を言葉にする。
つまり、言葉はできるだけ「肯定文」で伝えるということです。

例えば、声が出ていない選手に、
「声が出てないぞ!」と言うのではなく、
「声を出そう!」
足が止まっている選手には、
「足、止まってるよ!」ではなく、
「足を動かそう!」
元気がない選手には、
「元気ないよ!」ではなく、
「元気出していこう!」
この違いは、ほんの少しのように見えて、実は大きな違いがあります。

人は、言葉からイメージをつくります。
「声が出ていない」と言われれば、“声が出ていない自分”をイメージしてしまう。
「足が止まっている」と言われれば、“足が止まっている姿”を思い浮かべてしまう。
だからこそ、
これからやることを言葉にする。
「声を出そう」
「足を動かそう」
「前に出よう」
「思い切っていこう」
そうすれば、頭の中には「やるべき動き」が浮かびます。
そして、そのイメージが行動につながっていく。
もちろん、これは「優しい言葉を使いましょう」という話ではありません。
本気ならば、強い口調になることもあるでしょう。
大切なのは、口調ではなく、言葉の向いている方向です。

「ダメだ!」と強く言うのではなく、
「次は前に出よう!」
と強く言う。
「何やってる!」ではなく、
「次、思い切っていこう!」
と伝える。
否定を、ただ柔らかい口調で言えばいいわけではありません。
強い言葉でも、肯定文にする。
そこが大切です。

チームの言葉は、チームの空気をつくります。
そして、仲間への声かけは、相手を変えるだけではありません。
自分自身の意識も変えていきます。
「できていないことを指摘する」のではなく、
「どうするかを伝える」。
それが、仲間を前に進ませる言葉です。
言葉は、未来をつくります。
だからこそ、PEGASUSでは、
「できていないこと」ではなく、
「これからやること」を言葉にする。
そんな声かけを、チームの文化にしていきたいと思います。
言葉は肯定文で意識しよう。
その一言が、仲間の一歩を変えるかもしれません。


